ブログを書き続ける、という事

ブログを始めて 2 年以上、記事総数も 350 を超えたので、誕生日の今日「ブログを書き続けることに意味はあったのか?」考えてみたいと思います。

シンプルに説明が上手くなる

「プログラムにコメントいらない勢」、結構うなずける理由の一つとして「プログラムかける人が、わかりやすい言語(日本語)をかけるとは限らない」というのは結構あると思っています。

プログラムは書き方のルールが明確、間違えたら動かないんで矯正されるのですが、日本語はどうとでも書けてしまいますからね…。

私は最初、自分の思った順に文を書いていって「結局なにがいいたいんや」という記事になる → 書き直す、ということをしばしばやっていました。

最近は型が決まってきたのですんなりかけるようになりましたが、そこで思ったのは、これです。

できるだけシンプルな文を目指す

技術ブログで「寒風吹きすさぶ中、思考は乾いた空の蒼さを映し出すように…」とか書いてあったら狂人ですよね。
ここまで極端ではありませんが、うだうだと話し言葉のような装飾をする自分のオートスキルがなるべく発動しないよう、心がけるようになりました。

もちろん、最初から最後まで編集者つき、長い期間を書けて作り上げる書籍などに比べれば散文的ですし、その日の気分が乗る・乗らないでクオリティに差が出ている部分は、いまだにあると思います。

人に説明することで理解が深まる

「記事として書くなら、それなりに正しくあらねば」と思って書く人であれば、首を縦に振ってもらえるんじゃないでしょうか。

自分だけ解決すればいいなら、1つだけ的を射た(他人の)サイトを検索するだけでよかったんですが、いざ自分の記事にしようとすると、もう一段深く調べておこう…と慎重になるんですよね。

お陰で自分がコピペだけで済ませようとしたコードをきちんと理解しておく助けになっています。

記事が 100% 正しくなっているとは限りません。
読んでいる方に不便をかけている事も多いと思いますが、問題や解決策を言語化しようとすると、自分の理解が一段深まるという効果は、大きく私を成長させてくれます。

トラブルを喜べるようになる

これはいいのか悪いのか微妙なところですが(笑)
誤解なきよう言っておけば、なんのトラブルもなくやりたいことをやれた方がいいに決まっています。

ただ、謎のエラーでトラブった時、「解決すればこれを記事にできるし、記事数稼げる!」と思いながら面倒に立ち向かった方が、諦めずにトラブルを解消するモチベーションになりました。

昔はトラブルがおきそうな部分は「じゃあ辞めた」となっていたものですが、このお陰でトラブルに立ち向かうドン・キホーテ…それじゃただの負けフラグ💦
それはともかくとして、トラブルに対する恐怖は消え、超えてやろうと思うハードルと認識できるようになった事は大きいです。

記事を書くため、新しいものにも手を出せる

私にとって、1 か月 10 の記事を書く、それを続けるというのは難行です。
その半分ですらしんどい。気が付けば1か月なんてあっという間です。

そんな時、新しいものに手を出すというのは格好の「ブログのネタ」になります。
通常ならばそこまで知識欲は沸かないものですが、この「記事になるから」という理由で色々な新しい知識に抵抗なく入っていけます。

気がついてみると、知識の幅は(自分なりに)かなり広がりました。
お陰で MMORPG とか盛大にハマっちゃった人と同じくらいの時間(何百時間とか)をブログに費やしていますが、自分の血肉となった知識量を考えてみると、無駄ではなかったと思います。

人が見ていると、より責任感が増す

最初は月間ビュー数が 10 もなかったブログも、今では1分1人以上見ているくらいのビュー数になりました。(深夜2時や3時になっても閲覧してくださる方、お仕事お疲れ様です)

自分が書きたい時に書きたいことを書く、というスタンスは変わりませんが、どうせ書くなら少しでも役にやって欲しい、役に立ってもらおうと思えるのは、閲覧しているみなさんのお陰です。

その責任感が向上心にも繋がり、いまだにこうして続けられているんだと実感します。

ブログを書き続けるのは、自分のためである

誰も見ていないブログを書き続けるのは自分のため、そう思ってまずは 50 記事、と続けていました。

そうするうちに閲覧者がみるみる増えていき、私に無言の応援をくれました。
いや、記事を見ている人はそれどころではなく、必死に問題解決の最中だと思いますが(笑)

今もブログが、自分のためである事には変わりありません。
ただ、見てもらえるのであれば、その人たちにもう少し役立つ記事にならないか。
そう思いながら今日も書いています。残念ながら、その思いを忠実に実行できるほど、私に力はありませんが☺

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