ゲームルールを “つくる” その2(16)

こちらの続きになります。

同じ絵を使って、違うゲームを思いつく

回転はやめよう。でも、この図形はなんとかして使おう。

最初の図と、最後の図の変化を答えさせる

この大前提は変わらないと思うので、そこに至る経過の部分を、ああでもない、こうでもないと考えます。

こんな問題を思いつきました。
ケーキを1つとって、7つになる。
7つになった時、ケーキはどういう形になっているか。
他の問題にはない独自性もあるので、よさそうだなと思いました。

わかりにくい部分の補完

1切れになっているケーキの部分が見た目にわかり辛いので、存在しない部分もうっすら表示することにしました。

多言語化を考えた表現

別の出し方も考えました(こちらが最初でした)。

文字で問題を表現したパターンですね。
悪くはないのですが、英語圏と共通にしたかったため、この案はやめました。
図と文字を混在させる UI は考えるのが楽ですが、多言語化で必ず面倒になるため、私は避けるようにしています。

このアプリは日本語だけでいい! と割り切るならアリ

難易度の設定

どの種類の問題もレベル1が 5 問、レベル2と3が 10 問となっています。
レベルが上がるほどゲームスピードが速くなる(=難しくなる)のですが、差がスピードだけだと難易度が上昇したように感じないので、問題自体の難しさも変えるようにしています。

この調整のお陰で、問題を作成する難しさも、手間も確実に増える…

レベル1 はとにかく簡単にすればいいので悩まないのですが、レベル3 が悩みますね。

レベル1

引き算のみ。引き算はホールケーキ(8つ)から引くようにしました。
そうしないと難易度も厳しく、また、足し算と引き算を瞬間的に判断するのが難しかったためです。

1-1

レベル2

引き算と足し算。引き算は2つ引くように。

2-1
2-2

レベル3

引き算と足し算で、難易度が上がります。
慣れればそれほどでもありませんが、パッと見は「え??」ってなるはず。

3-1

3-2
3-3: 3-2より難しい

調整中に変更して、やめた施策

調整中は+がヌキ表示だった

足し算と引き算の区別はつきやすくしたほうがいいのでは? と思い、+(プラス)はヌキの記号にした事もあります。
確かに区別はつくようになりましたが…プレイヤー目線で「なんでヌキ?」という疑問が消えませんでした。
それよりも引き算の場合は必ずホールケーキ(8つ)から引く、とした方が理にかなっていて、(足し算と引き算の)見わけも尽くし、かつ引き算と足し算の難易度の差別化もできる…と利点だらけ。

足し算の方が難易度高く感じるのはワザと、というわけです。
引き算は左辺が必ず8なので、簡単です。
難易度調整で、種類の区別をつけるというやり方、個人的には上手くやれたかなと思います。

おわりに

ゲームってアイデアを頭の中で「考えているだけ」の時は超絶面白い! って思っちゃったりすることもあるんですが、いざ形にしていくと、

  • 考えていないパターンが(山ほど)あった
  • 細かい部分を詰めきれていない
  • 想定外のパターンもきちんと整理し、矛盾がないようにする

とまぁ…気が付いたらずいぶんとスケールの小さなものが完成している事も多いです。

超絶面白くないと感じた時のショック…

それでも、落としどころを見つけて、自由に作っていくことは大事だと思います!
諦めずに、自分が納得できるまで作りこんでいきましょう!

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